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Hong Kong 2.5c で FM for GBx を使用する

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■ はじめに ■

「ホンコン2.5c」及びGBアダプタを製作し「FlashManager for GBx」で使用できるようにします。「ホンコン2.5c」とは、 スーパーファミコン用カートリッジを吸い出すための、自作する機器です。詳しくは開発元のこーどねーむ「ホンコン」@U-Satelliteを ご覧ください。
なお、「ホンコン2.5c」では、2つの書き込み信号を制御することができないため無改造ではフラッシュカートリッジには対応できません。そこでFM for GBxにフルに対応するための改造オプションも用意しました。

「ホンコン2.5c」で「FlashManager for GBx」が使用できるようになるためには、次のステップが必要です。

  • 「ホンコン2.5c」製作します。詳しくはこーどねーむ「ホンコン」@U-Satelliteをご覧ください。また、千石電商でキットを買うことができます。
  • 「GBアダプタ」を製作します。これが一番大変だと思います。詳しくはこーどねーむ「ホンコン」@U-Satelliteの「GBアダプタ」の項目をご覧ください。
  • フラッシュカートリッジに対応したい場合には「 ホンコン2.5c」の改造が必要です。又は等価の論理回路で「GBアダプタ」側に回路を組み込むことも可能と思います。
  • USBで使用したい場合は「ULX」のケーブルを作成し使用することができます。

これが、私が製作した「ホンコン2.5c」+「GBアダプタ」です。改造は基板裏面で行っています。

なお、このGBコネクタはこーどねーむ「ホンコン」@U-Satelliteのうっちゃんさんよりご提供いただきました。この場を借りましてお礼申し上げます。
 


■ 「ホンコン2.5c」+「GBアダプタ」の製作 ■

詳しくは「こーどねーむ「ホンコン」@U-Satellite」をご覧ください。「 ホンコン2.5c」は千石電商でキットになっていますので利用しない手はないでしょう。部品は自分で集めても基板はこれを使った方がいいです。手配線だと泣けるでしょう。「GBアダプタ」の方は手配線です。これしかないと思いますが基板の加工が泣けます。私の場合は「C3 Programmer で FlashManager for GBx を使用する」で紹介しておりますので、そちらも見てください。

■ 「ホンコン2.5c」の改造(オプション) ■

ホンコン2.5cはフラッシュカートリッジ(NP8Mを除く)の書き込みに関係する機能がありません。ここでの改造はその機能を追加するためのものです。A17の信号を利用してWEの信号を通常の書き込み信号(WR)とFLASH ROM用の書き込み信号(FWR)にセレクトします。この回路は、ホンコン2.5c側で改造するようにしていますが、本当はGBアダプタ側で等価の回路を仕込めばよかったと思います。具体的な等価の回路はどなたかにお任せしますが、セレクタの機能を持つ74HCシリーズを使えばよいと思います。
回路図はクリックすると拡大します 。ブラウザの機能で縮小されて表示されるときもありますので拡大するようにしてください。赤い部分が改造するところです。
 
クリックすると拡大します。
 
改造する部分の実体配線図です。括弧の中の数字はピン番号です。ICの中にも配線が書いてありますので忘れないでください。
   
クリックすると拡大します。 左図は半田面(裏面)から改造の様子を撮影したものです。配線やICはホットボンドで固定しています。クリックすると拡大しますが、要所のところを拡大したものを下図に示します。配線は以下のとおり対応しています。

白: SV1(34) FWR
緑: IC4(9)
黄: IC4(3)
紫: SV1(33) WR
青: CN1(42)

   
 
また、この改造をすることにより、GBアダプタ側の配線も変更しなければなりません。やはり全ての改造をGBアダプタ側に集約してしまう方が良いかもしれません。ただ、そうしてしまうとゲート遅延が不利な(IC4+セレクタになってしまう)ため、もしかすると不具合があるかもしれません。GBアダプタ側の変更は下図の赤色で示されるとおりです。
 

 

■ ULXの使用について ■

「Hong Kong 2.5c」は「GB Xchanger」同様に「ULX」を使用することができます。「ULX」とはUSBコントローラAN2131を使用してパラレルポートをUSBに変換します。詳しくはこちらをご覧ください。 しかし、 「Hong Kong 2.5c」のプリンタポートコネクタはセントロニクス36pinですので、変換するケーブルを使用するか(普通のプリンターケーブルで大丈夫ですがULXのコネクタをDSUB25pinメスにする必要があります)、下図のようにセントロニクス仕様のケーブルを作成してください。
 
AN2131USB   セントロニクス36pin
1 (PB0) - 2 (D0)
2 (PB1) - 3 (D1)
3 (PB2) - 4 (D2)
4 (PB3) - 5 (D3)
5 (PB4) - 6 (D4)
6 (PB5) - 7 (D5)
7 (PB6) - 8 (D6)
8 (PB7) - 9 (D7)
9 (GND) - 19 (GND)
10 (GND) - 20 (GND)
11 (PC0) - 10 (nINTR)
12 (PC1) - 11 (nWAIT)
13 (PC2) - 12 (PE)
14 (PC3) - 13 (SELECT)
15 (PC4) - 1 (nWRITE)
16 (PC5) - 14 (nDATASTB)
17 (PC6) - 31 (nRESET)
18 (PC7) - 36 (nADDRSTB)
19 (GND) - 21 (GND)
20 (GND) - 22 (GND)
23 (GND) - 23 (GND)
24 (GND) - 24 (GND)

■ FM for GBxの設定変更 ■

「FlashManager for GBx」を起動すると最初に左のようなダイアログが表示されます。ここではアダプタで「Hong Kong 2.5c」を選択し、インターフェースには、パラレル(プリンタ)ポートを使用するときは「Printer Port」を、「ULX」でUSBで接続するときは「USB (UMJ-FX)」を選択してください。

ここでの選択は絶対に間違わないようにしてください。選択を間違うと、アダプタやULX等を破損することがあります。

   

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