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NGC Multi Joyport ファームウェアアップデート


■ はじめに ■

NGC Multi Joyport」とは、UMJ-FX(ハードウェア)用の 各種ゲーム機のコントローラをニンテンドーゲームキューブ(NGC)に変換接続するためオプションファームウェアのことを指します。随時不具合修正や機能追加などでファームウェアのバージョンアップをしていきますが、既にご購入済みのユーザにも最新の状態でご使用していただくために、ここでファームウェアのアップデート方法についてご紹介します。

なお、ファームウェアのアップデートは各ユーザの責任の下で行ってください。
 


■ 使用許諾契約書 ■

 NGC Multi Joyport ファームウェアアップデートプログラム(以下、本ソフトウェアと呼びます)は、ハードウェアとしてのUMJ-FXに摘要するためのプログラムとしてリリースしています。本ソフトウェアをUMJ-FX以外に摘要すること、ファームウェアを抽出する行為、本ソフトウェアやファームウェアを著作者の書面による許諾無しに配布する行為、許諾を受けていないのに本ソフトウェアをダウンロードする行為、これら全てを禁止します。
 また、本ソフトウェアは趣味及び実験的な開発ですので一般的な製品のようにサポートを行うことは不可能です。すべてのリスクは自分で負うことが必要です。

以上のことに同意できる方のみダウンロードし使用することを許可いたします。
 


■ リリースノート ■

ファームウェアのダウンロードは正式ユーザしか行えません。ダウンロードには、ベーシック認証によるユーザIDとパスワードが必要です。ユーザIDには、「NGC Multi Joyport-1P」のライセンス情報のシリアル番号を、パスワードにはパスコードを入力してください。ライセンス情報は購入時にメールにてお知らせしております。

● v1.00 ダウンロード

ファーストリリースです。ディジタル方向キーの扱いやボタン・軸の割り当てなど不十分な部分があるかと思います。要望をお聞きして今後のアップデートに役立てますので、掲示板にご連絡ください。
 


■ アップデートソフトウェアの説明 ■

■ ゲームコントローラ
コントローラ側のゲーム機の種類を
指定します。
詳しくは、NGC Multi Joyport計画
お読みください。

■ EEPROMに書き込む
ファームウェアをEEPROMに書き込みます。これが通常のファームウェアのアップデートとなります。

■ RAMにダウンロード
ファームウェアをEZ-USBのSRAMにダウンロードします。動作をテストしたいとき、EEPROMに書き込みたくないときに使用します。

■ 現在のファーム・バージョン
UMJ-FXに書き込まれている現在のファームウェアのバージョンを表示します。
UMJ-FXが特定の機能(USB Multi Joyport等)として働いているときにもバージョン番号を知ることができます。

■ EEPROM消去(48MHz)
EZ-USBのクロックを48MHz動作に指定する空のファームウェアをEEPROMに書き込みます。従って48MHzのEZ-USBとして動作します。

■ EEPROM消去(24MHz)
EEPROMの内容を消去して、24MHzのEZ-USBとして動作します。AN2135とほぼ互換になるため、ULA(F2A-UL互換)、ULX等にも使用できると思います。

 
以下、UMJ-FX Default ファームウェアと共通するため、そのアップデートプログラムで説明します。
「UMJ-FX Default」を「NGC Multi Joyport」と読み替えてください(UMJFX-Def -> NGC-MJ)。
 
左上のアイコンを左クリックすると、左図のようにシステムメニュが現れます。ここではライセンス登録を行ったり、アップデートするファームウェアのバージョンの確認ができます。なお、ファームウェアのバージョン=アップデートソフトウェアのバージョンとしています。

ライセンス登録はその登録がされていないと、このメニュから選ばなくてもソフトウェア起動時に登録を求められます。ライセンス登録がされていないと、「EEPROMに書き込む」と「RAMにダウンロード」のボタンが有効になりません。

   

■ アップデート手順の説明 ■

以下、UMJ-FX Default ファームウェアと共通するため、そのアップデートプログラムで説明します。
「UMJ-FX Default」を「NGC Multi Joyport」と読み替えてください(UMJFX-Def -> NGC-MJ)。
  1. UMJ-FX(ハードウェア)をPCのUSBから外します。
  2. UMJ-FXのSUB基板を外します。又はD-SUB9ピン横のジャンパプラクを全て外すことでも代用できますが、万が一ファームウェアが暴走したときにUMJ-FXが故障してしまう可能性が高くなります。
  3. 他のEZ-USB機器がPCのUSBに接続されていないことを確認してください。わからないときは、なるべく全てのUSB機器を外すようにしてください。
  4. ファームウェアアップデートプログラムを起動します。
    これをダブルクリックします ここでライセンス情報の入力を求められたときは適宜入力してください。入力が無いときはアップデートができません。

    左図の情報はあくまで例です。通知された情報の通り入力してください。

  5. UMJ-FXをUSBに接続します。
  6. 「EZ-USB General Purpose Driver」をインストールします。
    → 詳しくは「EZ-USB ドライバ インストール手順書」をご覧ください。
  7. 「EEPROMに書き込む」ボタンをクリックします。
    バージョンの確認ダイアログが表示されますので確認の上、「はい」ボタンをクリックしてください。なお、バージョンの確認ダイアログで、旧バージョンが「不明」となるときは、次の可能性があります。十分に確認の上で作業してください。
    • 認識されている機器がUMJ-FXでは無い可能性があります
    • 旧バージョンがベータのときは「不明」となることがあります
    • ファームウェアを消去したときは「不明」となります
    • 独自のファームウェアを書き込んだときは「不明」となります
    赤枠で囲まれたボタンをクリックします   左図のようにバージョン確認ダイアログが表示されます
    左図の赤枠のように不明となるときは、接続された機器がUMJ-FXであるか十分確認してください
  8. ファームウェアのアップデートに数分時間がかかることがありますのでお待ちください。正常に終了すると、「処理が完了しました」というダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックするとファームウェアアップデートプログラムを終了します。
    左図のダイアログが表示されれば、ファームウェアのアップデートは完了です
  9. UMJ-FXをPCのUSBから外します。
  10. UMJ-FXのSUB基板を取り付けます。又はジャンパプラクを正しい位置に取り付けます。
  11. SUB基板の取り付け状態、ジャンパプラグの位置などを必ず確認の上、UMJ-FXをUSBに接続してください。

【備考】

  • このファームウェアアップデートプログラムでは、EEPROMに書き込み後、読み出しを行いベリファイチェックも行っています。
  • EEPROMに書き込み中、終了しなくなった場合は3分程度お待ちになってUMJ-FXをUSBから外してください。エラーとなり終了させることができます。
  • 書き込み中、エラーが発生したり、終了しないなどの症状は既にファームウェアが故障している可能性があります。下記のファームウェア強制復旧方法をご覧ください。

■ ファームウェア強制復旧方法 ■

ファームウェアのアップデートに失敗しても、その失敗によりUMJ-FXが故障していなければ復旧させられます。これは、アップデート中に電源が切れた、システムがフリーズした、何らかのエラーが発生した、間違ったファームウェアを書き込んだ等にも有効です。
  1. UMJ-FX(ハードウェア)をPCのUSBから外します。
  2. UMJ-FXのSUB基板を外します。
  3. 他のEZ-USB機器がPCのUSBに接続されていないことを確認してください。わからないときは、なるべく全てのUSB機器を外すようにしてください。
  4. ファームウェアアップデートプログラムを起動します(アップデート手順の説明の手順4も参照)。
  5. UMJ-FXのMAIN基板上のJ2のジャンパを外します。
    クリックすると拡大します。 左写真の赤丸で囲まれたジャンパプラグを外します
  6. UMJ-FXをUSBに接続します。
  7. 「EZ-USB General Purpose Driver」をインストールします(アップデート手順の説明の手順6も参照)。
    → 詳しくは「EZ-USB ドライバ インストール手順書」をご覧ください。
  8. 手順5で取り外した、UMJ-FXのMAIN基板上のJ2のジャンパを取り付けます(USBに接続したまま)。
  9. アップデート手順の説明の手順7以降に従ってください。

【備考】

UMJ-FXのMAIN基板上のJ2のジャンパを外すとEEPROMが無効になります。つまり、EEPROMに不正なファームウェアが書かれていても無効となりEZ-USB単独で起動させることが可能となります。ちなみにJ1はショートさせるとEZ-USBをリセットさせることができます。ここにリセットスイッチを設け、適切なファーム(起動時にUSBを切断するプログラムを行う)をEEPROMに書き込んでおくと、強制リセットの際にUSBを引き抜く必要がなくなり開発の効率が良くなります。
 


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