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本家の開発が進んでいませんが、その理由には仕事が忙しい、他の趣味も忙しい、国家試験受験の勉強のため忙しいなどがあります。挑戦する(した)資格は次の通りです。ツッコミに書き込めないときは「掲示板 雑談スレッド」でお願いします。
2009年12月02日(Wed) モールス電信技能認定
_ [電気主任] 電験第2種 二次試験正しい答と思われるもの
どうにも悔しい結果でしたので、家で計算をし直し、正しい答えと思われるものと、間違えた部分を解明しました。正しい答えと思われるものが模範解答と同じであれば、間違えた箇所も合っていると思います。それと忘れる前に解答用紙に書いたと思われる途中式も書いておきます。
■電力・管理
問1 (1) P = { A k (√2) g^(3/2) H^(3/2) η } / 100
→(間違えた箇所: ηを100で割るのを忘れた)
mv^2/2 = mgH より v = √(2gH)、これを P = AkvgHη に代入
(2) 5832[kW]
→(3桁に丸めませんでしたが減点対象にはならないと思います)
8x81^(3/2) = 5832
問2 (1) B点 6253.6 … 6250[V], C点 5907.1 … 5910[V]
→(間違えは無いようです)
B点 相間電圧 = √{(6600/√3)^2 - (200x0.6x0.8 - 200x0.8x0.6)^2} - 200x0.8x0.8 - 200x0.6x0.6 = 3610.5 C点 相間電圧 = √{3610.5^2 - (100x1.2x0.8 - 100x1.6x0.6)^2} - 100x1.6x0.8 - 100x1.2x0.6 = 3410.5
(2) B点 6315.4 … 6320[V], C点 6091.4 … 6090[V]
→(B点力率計算は正しいのに、なぜか電流の大きさを170.88[A]ではなく、進相コンデンサ設置前の200[A]で計算していたようです。そうすると私の間違えた答えとほぼ同じ結果になりました。170.88[A]という数値は出ていたのに、なぜこのような血迷ったことをしたのかは不明です。C点計算は間違っていませんでしたが、B点電圧が違うので間違った答えとなります)
B点力率 160/√(160^2 + 60^2) = 160/170.88 = 0.9363 sinθ = √(1 - 0.9363^2) = 0.3512 B点 相間電圧 = √{(6600/√3)^2 - (170.88x0.6x0.9363 - 170.88x0.8x0.3512)^2} - 170.88x0.8x0.9363 - 170.88x0.6x0.3512 = 3646.2 これを次のように間違えたようです B点 相間電圧 = √{(6600/√3)^2 - (170.88x0.6x0.9363 - 170.88x0.8x0.3512)^2} - 200x0.8x0.9363 - 200x0.6x0.3512 = 3618.1 C点 相間電圧 = √{3618.1^2 - (80x1.2)^2} - 80x1.6 = 3488.8 3618.1という電圧が間違っているので答えも間違ってしまいます
(3) 進相コンデンサ設置前144[kW]、設置後100.8[kW]、つまり43.2[kW]損失が減る
→(間違えは無いようです)
進相コンデンサ設置前の損失 PL1 = 3 x 200^2 x 0.8 + 3 x 100^2 x 1.6 = 144000 進相コンデンサ設置後の損失 PL2 = 3 x 170.88^2 x 0.8 + 3 x 80^2 x 1.6 = 100800
問5 論説なので省略
問6 (1) 6083[A] … 6.08[kA]
→(間違えは無いようです)
%Z = 2.5x50/(2.5+50) + 12 = 14.381[%] Is = 100000/(66√3x0.14381) = 6083[A]
(2) 10321[A] … 10.3[kA]
→(やはり、%Zの計算最後に事故点直近のTL1 1.5%を足すのを忘れました。これを忘れると私の間違えた答えと同じになりました)
%Z = (7.8617x38.5106)/(7.8617+38.5106) + 0.4468 = 6.9757[%] Is = 100000/(66√3x0.069757) = 12540[A] %Zに1.5[%]を加えれば次のように正しくなります Is = 100000/{66√3x(0.069757+0.015)} = 10321[A] 答案用紙には等価回路と△→Y変換も書いてあります。 しかし、その等価回路にもTL1 1.5%が抜け落ちていたと思います。
■機械・制御
問2 (1) 7.50[%]
→(間違えは無いようです)
10[MVA]基準とする。Aの%Z=6[%]、Bの%Z=xとする 6/(6+x) * 2.25 = 1, x = 7.5
(2) 4.671 … 4.67[%]
→(力率角をθとするとcosθ=0.8とsinθ=0.6を逆に計算してました。これを逆にすると私の間違えた答えと同じになりました)
平行運転時の%Z = (6x7.5)/(6+7.5) = 3.333[%] Vs = √{(1+0.05999)^2 + 0.04499^2} = 1.0609 ε = (1.0609 - 1) / 1 x 100 = 6.09[%] 正しくは0.059999と0.04499が逆で Vs = √{(1+0.04499)^2 + 0.05999^2} = 1.0467 ε = (1.0467 - 1) / 1 x 100 = 4.67[%] 答案用紙にはベクトル図は書いたのですが、0.05999と0.04499の 導出方法は書いていなかったと思います。たぶん計算機上 0.05999 = 2.25 x 0.03333 x 0.8 0.04499 = 2.25 x 0.03333 x 0.6
問4 (1) 1 / {s^3 + 6s^2 + (K2 + 5)s}
→(間違えは無いようです)
(2) K1 / {s^3 + 6s^2 + (K2 + 5)s + K1}
→(間違えは無いようです)
(3) 6K2 + 30 > K1, K2 > -5, K1 > 0, ωc = √(K2 + 5)
→(間違えは無いようです)
特性方程式は s^3 + 6s^2 + (K2 + 5)s + K1 = 0 である フルビッツの判別により K2+5>0, K1>0 | 6, K1 | | 1, K2+5 | = 6(K2+5) - K1 > 0 -jω^3 - 6ω^2 + j(K2 + 5)ω + K1 = 0 より ω^2 = (K2 + 5)
(4) e(t) | t=∞ → (K2 + 5) / K1
(私は間違えてy(t)を求めてしまいました。私がやった過去問題では、しっかりどこの点の定常偏差を求めるのか書いてあったのに、今回は何も書いていなかったので(2)の流れでy(t)を求めてしまいました。ちょっと不親切な問題だなと思いました。e(t)とかy(t)とか書いていますが、もちろん最終定理(E(s)s|s=0)は用いています)
R(s) = 1/s^2 lim[s→0] Y(s)s = lim[s→0] K1 / {s^3 + 6s^2 + (K2 + 5)s + K1} s / s^2 = ∞
(5) 論説なので省略
家で計算したら、もしかして本年度の計算問題はめちゃくちゃ簡単だったのかもと思いました。本番のプレッシャは大きいですね。頭が固くなって手が震えているのがわかる感じですから。