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本家の開発が進んでいませんが、その理由には仕事が忙しい、他の趣味も忙しい、国家試験受験の勉強のため忙しいなどがあります。挑戦する(した)資格は次の通りです。ツッコミに書き込めないときは「掲示板 雑談スレッド」でお願いします。
2006年10月21日(Sat) 無線従事者国家試験
_ [一総通] 試験結果、得点開示通知書到着
9月末の一総通、二総通国家試験の結果が届きました。二総通は予想通り法規・地理・英語の科目合格となりました。一総通は、な、な、なんと合格です。したがって二総通は全科目免除申請で合格となります。通信術の合格が逆じゃなくて良かったです。得点は以下の通りでした。
■第二級総合無線通信士
科目 | 得点 | 合格基準 | 満点 |
法規 | 112 | 75 | 125 |
英語 | 100 | 60 | 105 |
地理 | 200 | 120 | 200 |
欧文受話 | 100 | 80 | 100 |
欧文送話 | 100 | 80 | 100 |
モールス和文受信 | 67 | 受信合計で210 | 300 |
モールス欧文暗語受信 | 85 | ||
モールス欧文普通語受信 | 64 | ||
モールス和文送信 | 48 | 送信合計で210 | 300 |
モールス欧文暗語送信 | 83 | ||
モールス欧文普通語送信 | 69 |
■第一級総合無線通信士
科目 | 得点 | 合格基準 | 満点 |
欧文受話 | 100 | 80 | 100 |
欧文送話 | 100 | 80 | 100 |
直接印刷電信 | 250 | 200 | 250 |
モールス和文受信 | 86 | 受信合計で210 | 300 |
モールス欧文暗語受信 | 92 | ||
モールス欧文普通語受信 | 92 | ||
モールス和文送信 | 85 | 送信合計で210 | 300 |
モールス欧文暗語送信 | 92 | ||
モールス欧文普通語送信 | 93 |
二総通は、学科は自己採点の通りでした。電気通信術は欧文送話受話は予想通り、モールスは一番の鬼門である受信は合格点であるにもかかわらず、和文送信が予想よりはるかに点数が低く電気通信術全てが不合格となってしまいました。厳しいですね。贅沢な言い分ですが全科目免除申請が面倒です。反対に一総通は自分でも驚くほどの成績です。電気通信術の試験は二総通が午前、一総通が午後に行われましたので場慣れの影響が非常に大きいものと思われます。モールスのポイントのようなものを次に挙げてみました。
- とにかく毎日10分以上は練習する(1年間、100万文字を目標に)
- 1日の休みは3日の後退、3日の休みはふりだしと心得よ
- 必ず筆記で練習する(聞き流しは練習効果は薄い)
- 受信練習はスピーカで、送信練習は低周波発信機とヘッドホンで必ず練習する
- あくまで私の感覚ですが、試験のスピードは和文105PARIS、欧文暗語95PARIS、欧文普通語100PARIS程度です。特に高速で練習しているときは欧文暗語の遅さには注意です。
- 練習スピードと筆記率は120PARISで95%以上取れれば合格が見えてきます
- 試験時間は各科目ごと5分間なので、練習では10分間以上連続し集中力を持続できるようにする
- 場慣れのためには一総通、二総通同時受験が効果的。更に今回の場合、二総通で欧文暗語の遅さに戸惑っていたので、一総通の試験まで耳慣らしをすることが出来ます。そのためにはGBA+CWTAのようなものをもっていく必要があります。GBAで練習していた人となると私が誰だかばれてしまったかもしれませんね。受験生はとても少ないですし。
- エレキー、縦振りの選択は慎重に。人によってエレキーが有利とは限りません。エレキーでは緊張がもろに符号の誤りとして出ます。
- 文字の汚さには自信があったのですが、採点者は一生懸命に見てくれているようです。判別が出来る程度の崩れは大丈夫なようです。特に「ネ」の縦棒が省略されたり「シ」の点がつながり気味のがあったと思います。
- 和文でアラビア数字で筆記しましたが問題はなかったようです。しかし「1」の頭はきちんと折り返しをつけて筆記しました。
- 送信試験は試験官との相性もあるようです。今回の一総通の試験官とは相性が良かったらしく緊張の中でも落ち着けた感じでした。
- インターネット受験申し込みを利用してなるべく始めの受験番号が良いです。送信試験では受験番号順になります。一つの部屋で実施されますので、意外にお隣の縦振りキーイングの音はうるさいですし、送話試験で声を張り上げる人がいますのでなかなか送信の集中が難しいです。一総通の場合、直接印刷電信試験が終わった順に送信試験が実施されますので、練習をすっ飛ばして更に高速タイピングで順番を繰り上げるのも手だと思います。私はこれで結構順番が繰り上がり送話の邪魔が入らずに済みました。
- 受信は欧文普通語でもリアルタイム筆記で対応可能。遅れ受信は場の緊張でうまくできない可能性があります。
- 文字は小さめに。書く文字を小さくすると筆記速度が上がりますし、効果が大きいのは欧文普通語でページめくりが不要となります。ページめくりが発生してたらこの一総通の得点はないと思います。私の場合、3x4mm位の文字です。これで60弱単語くらいは1枚で済みます。
- 送信試験に使用する低周波発信機はカツミの「EKM-2B(参考)」です。トヨムラで売っているようです。この発信機は音調(トーン)と音量の調整が出来ます。試験前に調整してよいようで、しっかりと自分に合うように調整しましょう。私は初回で調整してよいものとはわからずに大音量で失敗しました。またこの発信機はトランジスタキーイングも可能です。私の場合は念のためリレーキーイングに切り替えるための装置も用意しておきましたが必要ありませんでした。更にエレキー持参の場合は発信機につなげるための、ミノムシクリップつきコードは必須です。電源はACも可能なようですが、乾電池の方が手際よく出来るので良いです。ここで挙げた低周波発信機は試験地で異なるかもしれません。
- 送信試験は自分と試験官がヘッドホンをつけてリアルタイムに採点されるようです。しかし証拠のためか後で確認するためかわかりませんがMDに録音しているようです。リアルタイムの採点なので符号を訂正する度に試験官がチェックするため気になるといえば気になります。電文だけに集中して試験官の方は見ないようにするのも手かもしれません。