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2005年11月23日(Wed) 無線従事者国家試験
_ [一陸技] 平成14年1月期 無線工学A A-12
前日分からずにいたA-12の「パルス符号通信の符号誤り率を求める問題」ですが問題も解答も間違いだらけのことが分かりました。これじゃあ、ただでさえ意地悪な問題なのに輪をかけて難解にしてますね。この(財)電気通信振興会の過去問集ですが間違いが目立ちます。一陸技は難しい問題が多いのですから正確さを期して下さいよ。この問題の間違いは
誤: P0(x) = 1/√(2πσ) exp{-x^2/(2σ^2)}
正: P0(x) = 1/{√(2π)σ} exp{-x^2/(2σ^2)} P1も同様
誤: 解答で Pe ≒ √(2/π) (e/σ) exp{-1/8 (e/σ)^2}
正: Pe ≒ √(2/π) (σ/e) exp{-1/8 (e/σ)^2}
この問題のポイントは漸近展開の理論は難しいので、単に正規分布密度P(x)の場合、次の式を覚えることにしました。これを覚えるのは簡単だと思います。
∫P(x)dx ≒ 1/x P(x) (但し x >> 1)
更に間違えと言えば、A-18のSパラメータの問題の解答でA2, B2の矢印が逆です。こういう些細な間違いも相当混乱します。