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本家の開発が進んでいませんが、その理由には仕事が忙しい、他の趣味も忙しい、国家試験受験の勉強のため忙しいなどがあります。挑戦する(した)資格は次の通りです。ツッコミに書き込めないときは「掲示板 雑談スレッド」でお願いします。
2010年11月01日(Mon) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成15年度 電力・管理 問2〜6
復習が土日に終わっていたのと、電管には珍しく計算問題が3問もあったので結構進みました。問2は雷電圧と避雷器の計算問題。これは、一陸技で散々やった伝播インピーダンスと電圧の計算なので簡単です。問3は電線路をT型回路に見立てた電圧の計算。これも簡単です。問4は高調波発生機器がある場合の高調波流出の計算。これは%Zで計算することを考えないとちょっとはまります。問5は接地方式ごとの長所短所の論説と消弧リアクトル接地の計算。テブナンを使わないでベクトルで求めるのがちょっと難しいかも。問6はLNG火力、石炭火力、太陽光風力発電の環境保全とエネルギーセキュリティの観点での論説です。この問題の模範解答は1200文字近くあります。30分では、特徴を思い出して文の構成を考えて記述するとなると絶対に無理ですよ。記述するだけでも40分はかかるでしょう。やはり論説問題があると進みが悪くなります。理解しながら書き写すだけでも1h以上はかかります。
2010年11月02日(Tue) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成15年度 機械・制御 問1〜4
この期は、電管が計算問題が多めでサービス問題もありましたが、機械制御はどれも難しいです。問1は誘導電動機と荷物引き上げの問題で、エネ管の問題に似ていて題意さえつかめれば一番易しい問題でした。題意がつかみにくいという難点があります。問2は第5調波のフィルタに関する計算と論説です。私は設備容量と共振条件から鬼のような計算量になってしまいました。模範解答のようにリアクタンス中心に考えればよかったかなと思います。論説は計算してきた意味を考えればわかるのですが、私が気がつきませんでした。どうしても周波数特性のみに目が行ってしまいます。後、コイルに並列に入っているQの計算がわかりませんでした。普通は直列ですからね。初見です。問3は誘導電動機のインバータの各種制御の論説です。機械制御で論説主体の問題が出るとは。概略は知っていますが、いざ文章で説明するのは難しいです。問4は、通常の(定番の)自動制御の問題なのですが、最後の設問がsinやcosが出てくる逆ラプラス変換です。虚数が出てきたりオイラーの公式を使ったりとやたら面倒なので、こういう問題のときは選択しないようにしようかなと思っていました。でもこの期は、問1とこの問題を選択するしかなさそうです。模範解答を見てみるとかなりエレガントに部分分数展開をして逆ラプラス変換をしています。これならsinやcosが出てきても怖くないのですが、sinやcosのラプラス変換の公式を知っていることと平行移動の公式を知っていることが前提となります。本番では忘れそう。
2010年11月04日(Thu) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成14年度 電力・管理 問4,5,6
■平成14年度 機械・制御 問1,2
今日は計算問題が多かったです。今日は調子が悪く一発で答えが合うようなことはありませんでした。何かしら考慮し忘れや足し算掛け算の間違えなど全滅するようなミスが多かったです。電管問4は二相短絡と過電流リレー整定の問題です。地絡は多かったのですが二相短絡は初見でしょうか。線間電圧の経路インピーダンスによる短絡ですが、インピーダンスは往復分ですので2倍するのを忘れてました。問5は氷雪の付着した電線の風圧荷重の計算です。問題が長く一見すると引く問題なのですが、実は簡単です。ただ最後の設問の電気設備の技術基準の解釈に適合するかどうかは法規を覚えている必要があり私は無理でした。問6は発電設備の停止確率の計算問題です。設問1,2はこなしましたが、設問3は確率累積値というのが今ひとつわからずに苦労しました。単に確率を足し合わせている(または積分している)と考えればOKでした。機制問1は誘導機の定番の計算問題です。これは簡単ですが、出力の計算で三相で3倍するのを忘れてました。問2は変圧器の△結線に第3調波の電流が流れる論説と簡単な計算問題です。といっても1度解いたことがあれば簡単ですが、初見ですとちょっと難しいです。論説も何を答えてよいのやらと思ってしまいます。やはり、電験第1種の合格は難しいなと思います。でもダラダラと長引かせたくないのでどうにかしたいです。
2010年11月05日(Fri) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成14年度 機械・制御 問3,4
■平成13年度 電力・管理 問1
今日は昨日が結構進んだのでその復習のためと1問計算が大変であまり進みませんでした。機制の問3が鬼のような計算量です。パワエレですが結構難しい部類に入るかもしれません。冷静に考えれば解き方はあまり難しくはないですが、実効値の積分が鬼です。模範解答を見ても時間のかかりそうなところは省略してあります。しかも三角関数は表を使って且、比例関係を使って算出します。どう考えても30分じゃ終わりそうもないのですが…。問4は、最近知った状態方程式の問題です。覚えてしまえば単純計算なので得点源なのかもしれませんが、さらに新しく知った可観測性というのがあり私はあきらめるしかなさそうでした。可制御性とかちょっと覚えきれないですかね。電管問1は火力発電所のディーゼル発電機や蓄電池の論説でした。系統から解列されて所内発電もできなくなった場合の予備電源です。
2010年11月08日(Mon) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成13年度 電力・管理 問3,4,5
この期は計算問題は1問しかありませんでした。論説で点数を取るのは不可能に近いような感じがします。問3は、超高圧大容量油入変圧器の事故防止の論説です。これは絶縁紙に油が流れるときの静電気の発生の論説も含まれており、それこそ電力会社勤務でないと難しいです。問4は唯一の計算問題で、初見の二相地絡事故の計算問題です。一相地絡はよく出ますし、この前は二相短絡がでましたし、残るは二相地絡と思っていましたがやはり出ました。全然自信がなくベクトルオペレータを使用して解きましたがどうにか解答にたどり着けました。一相地絡や二相短絡は単相分の電圧源しかかかわってこないので、ベクトルや複素数関係なしに解けるのですが、二相地絡は三相分かかわってくるのでスカラーだけで計算するのは無理です。問5は石炭発電のじんばいやSOx,NOxの公害物質に関する論説で、これも発電所勤務でもないと難しいです。
2010年11月09日(Tue) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成13年度 電力・管理 問6
■平成13年度 機械・制御 問1,2
電管問6は、多相パルス制御やアクティブ・パッシブフィルタによる高調波電流抑制の論説でした。この問題の模範解答があまりにも長く今日は3問しか進めませんでした。1.5hは優にかかる文字数です。機制問1は珍しく直流機の計算問題でした。しかし題意を捕らえるのに恐ろしく難しい問題です。電機子起電力は回転速度に比例するとか、分巻の場合電機子電流がトルクに比例するとかは知っていたのですが、固定損とか漂遊負荷損とか入ってくると頭がこんがらがります。ことごとく罠に引っかかってしまった感じです。問2は同期機の始動トルク、引込みトルク、脱出トルクの論説でした。あまり大変ではない論説でした。次の問題は50Hzを60Hzに変換するパワエレです。かなり難しそうに見えます。この期はかなりの難問揃いではないですかね。第1種はどれだけ勉強しても合格しそうにもないように見えます。もう頭の良し悪しで決まってしまうような。これ、本当に大学卒業程度の難易度なのでしょうかね。
2010年11月10日(Wed) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成13年度 機械・制御 問3,4
■平成12年度 電力・管理 問1,2,3
機制の問3は周波数の異なる系統の連携のための順変換器、逆変換器のパワエレの計算問題でした。恐ろしく難しそうにも見えたのですが、逆変換の進み制御角という意味がわかればあまり難しくなかったようです。問4の自動制御は定番の内容でした。出力が振動的になるという条件がちょっとわかりづらかったです。ラプラス変換された出力の式の根に虚数が含まれていれば振動的になります。電管問1は、タービン発電機の水素冷却の論説です。問2はSF6開閉器(GIS)の製造元から輸送して設置するまでの注意点の論説です。これはちょっと電力業者じゃないと難しいのではないですかね。1種は論説主体なのが困ったものです。やはり、実務経験者しか合格させたくないのですかね。問3は珍しい計算問題です。電線路の途中に調相器を設置した場合の電圧や有効・無効電力の計算です。ベクトル図させきちんとかければ、電力円線図など覚える必要はないかなと思います。最後の設問で最大有効電力で伝送しているとき相差角が90°とは限らない場合があることに気づかず引っかかってしまいました。
2010年11月11日(Thu) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成12年度 電力・管理 問4,5,6
■平成12年度 機械・制御 問1
結構昨日の復習が大変でした。電管問4は高調波電流を発生する装置を系統に接続した場合のひずみ率の計算問題でした。これは易しめでサービス問題でした。問5は大規模連係のメリットと容量を制限するための対策の論説でした。これもどこかで見たことあるような問題です。問6は自家用変電設備の2台の変圧器のうち1台が故障した場合の対応の論説です。まあそこそこ難しいですが、こういう問題はとてもためになると思います。機制問1は誘導機のいつもの2次入力や出力を計算させる問題で簡単かと思いきや最後の設問は回生電力を考える問題ではじめてやるには難しい問題です。一度解けば類題でも簡単だと思いますが。
2010年11月12日(Fri) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成12年度 機械・制御 問2,3,4
■平成11年度 電力・管理 問1,2
機制問2は、変圧器の温度上昇の計算問題です。微分方程式を解かなくてはならないのですが、私は積分で解こうと思ったのですが置換積分を思い浮かばず時間がかかってしまいました。まあ本番ではいざとなったら一般解は…とやってしまいますが。模範解答ではラプラス変換でやってました。問3は単相全波整流のパワエレ計算問題でした。フライホイールダイオードの動作が曲者ですね。これがないと制御不能になるのですが。問4は自動制御の計算問題で、伝達関数の算出、出力が振動的になる条件、ゲインと位相差の算出、状態変数の算出でした。設問3のゲインと位相差ですが、題意が非常にわかりにくく書いてあります。入力に正弦波を与えると出力も周波数の同じ相似な正弦波が出力され振幅と位相差を求めよとあり、私は最初わからずに、ラプラス変換、逆変換で求めようとしてしまいました。電管問1は、石炭を燃焼させるときの必要となる空気の量、排気ガスの量を求める計算問題です。エネ管を思い出しますが、燃料の重さから量(体積)を求めなくてはならないのがものすごく難しいです。ひどいのは、この問題に原子量が書いていないことです。これはいくらなんでも第1種でも暗記事項ではないでしょう。標準状態で1mol=22.4lは覚えておいてもよいと思いますが、普通は問題に書いておくのではないですかね。問2は、軽水型原子力発電と火力発電のガスタービンと発電機の違いの論説でした。これも発電所勤務じゃないとよくわからないのではないですかね。
2010年11月14日(Sun) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成11年度 電力・管理 問3
昨日の疲れもあってのんびりやったこともあるのですが、問4で躓いてしまい1問しかできませんでした。問3は送電端と受電端の電圧が指定され受電端の有効電力、無効電力、電力コンデンサが指定され、それぞれの関係式や受電端の電圧が存在するための無効電力の範囲、最大有効電力を求める問題です。電力円線図を用いずにベクトル図で求めましたが最後の設問の最大電力を求めるのが間違えました。指定された無効電力で相差角の最大を求めてもだめなんですね。問4はGPTがある場合の1線地絡の零相電圧を求めるのですが、テブナンを使って地絡電流を求めて、GPTに分流する電流と接地抵抗の積で零相電流は求まらないのですかね。どうしても答えが合わず、時間切れで終了となりました。電管の計算問題は地雷が多い感じです。論説中心にやるしかないのですかね。今となっては2種2次の計算がなんて簡単だったのだろうと思えてきます。
2010年11月15日(Mon) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成11年度 電力・管理 問4,5,6
■平成11年度 機械・制御 問1
電管問4は、テブナンでは解けないことが判明しました。電線路の対地静電容量が不平衡だからです。結局ベクトルオペレータを使って解くことになりますが、比較的小さな容量と大きな抵抗なので計算機に叩き込む数値に気をつけなければなりませんし、5桁程度の数値を複素数で計算するのはかなり大変です。複素数の有利化とかすると気が狂いそうになります。この問題はやはり地雷だと思います。問5は、地球温暖化ガス削減のための論説で、供給側、需要側、その他で論説します。問6は高効率火力発電と低効率火力発電に揚水式発電を組み合わせた場合の経済効果の論説でした。機制問1は同期発電機の計算問題ですごいサービス問題でした。これは20分くらいで解けると思います。でも、三角関数表から比例計算で算出するのは数値が多く結構電卓を叩くので落ち着いてやると30分かかるかもしれません。
2010年11月16日(Tue) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成11年度 機械・制御 問2,3,4
昨日の復習だけでかなり時間がかかってしまいました。やはり、電管問4は昨日解いた問題でも30分はかかります。さて今日は、問2は乾式変圧器、モールド変圧器、ガス絶縁式変圧器の論説でした。問3は自己消弧形デバイスを用いた順変換機のパワエレの計算問題です。問題をよく読まず思い込みで解いてしまったので間違えましたが、あまり難しくない問題です。問4はまたもや状態空間表現の自動制御が出ました。1種の自動制御はかなりの確率で状態空間表現が出ると思ってよいですね。今回は離散値系という初見の問題です。でもヒントがあるのでそれほど難しくはないです。こうしてみると、機制の問題はどうにかないそうな感じもしますが、電管は計算は地雷問題が多いし、論説はどの程度点数がもらえるのか不透明で、後10日程度ではどうにもなりそうにありません。論説が鍵だと思うのですが、1問30分では書く内容を思い出し整理するだけでも過ぎてしまう時間です。困りましたね…
2010年11月17日(Wed) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成10年度 電力・管理 問1,2,3,4
問1は水力を遮断したときの特性から速度変動率を求める問題でした。慣性モーメントを求めるところで、等価直径が示されているのに円柱と勘違いして積分で求めてしまいました。でも、慣性モーメントの積分を思い出せてよかったです。問2は一軸型コンバインドサイクル発電と多軸型コンバインドサイクル発電の論説でした。前にも似たような問題をやった記憶があります。確か再加熱式コンバインドサイクル発電と再燃式コンバインドサイクル発電だったような記憶が。問3は事故波及システムの論説で事後演算形、事前演算形、リレー形について説明します。確かこれは1次試験の法規に出ていたと思います。最初意味のわからない問題でした。これも電力勤務じゃないと難しいのではないですかね。問4は線路リアクタンスによる電圧降下の計算問題で2種でも定番でしょう。ただ、1種は線路途中に電圧調整器(タップ切り替え変圧器)があって結構難しいように見えます。でもベクトル図を描くとそこそこ楽に解けます。模範解答は電力円線図でまともに計算していますが。ただ、ベクトル図だと電圧、電流、リアクタンスをすべて1次換算しなければならないので頭がこんがらがりそうになります。
2010年11月19日(Fri) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成10年度 電力・管理 問5,6
■平成10年度 機械・制御 問1,2
電管問5はGISの点検に関する論説で、点検する必要性とか方法を説明します。問6は給電所が発する指令の論説でした。この辺も電力勤務じゃないとよくわからないですよね。機制の問1は、かご型三相誘導機の始動方法についての論説です。Y△始動法、リアクトル始動法、三相単巻線変圧器による始動法(コンドルファ法)、インバータ始動法が模範解答にありましたが、深溝型が抜けているような。2次抵抗法はかご型では使えないですね。問2は同期発電機の計算問題でした。ものすごく簡単な内容なのですが、直軸同期リアクタンスと横軸同期リアクタンスのそれぞれと負荷電流の積がベクトル図のどこに相当するのか知らないとまったく解けません。私は知りませんでした。直軸と横軸がなぜ同位相なのかもわかりません。90度ずれてないとおかしくないですかね。
2010年11月20日(Sat) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成10年度 機械・制御 問3,4
昨日の同期発電機の直軸同期リアクタンスと横軸同期リアクタンスのことを納得できるまで調べていたので2問しか進めませんでした。基本的にはベクトルで考えるより、無負荷起電力に同方向の成分と直交成分で考えて結果論的にベクトルで示すと考えたほうがわかりやすいです。無負荷起電力に同方向の成分は直軸であり、直交成分は横軸です。無負荷起電力に対して無効負荷電流は電機子反作用により増減磁に働くので直軸方向に働きます。つまり無効負荷電流と直軸同期リアクタンスの積は、無負荷起電力と端子電圧の直軸成分の差になります。無負荷起電力に対して有効負荷電流は起電力に影響しませんので直交成分であり横軸方向です。これと横軸同期リアクタンスの積は、横軸方向の無負荷起電力と端子電圧の差になります。さらに負荷電流ベクトルとリアクタンスベクトルの積は、負荷電流の+90°方向の電圧ベクトルですので、これら3つの条件をベクトル図で表せば問題のようなベクトル図になります。だいぶ直感的にもわかってきました。今日の問3はトランジスタ制御のチョッパのパワエレ問題。電流が一定方向に流れている場合の電圧波形を書かせたり平均電圧を求めます。題意がわかればあまり難しくありません。問4は逆ラプラス変換で出力を求めたり、最大行き過ぎ量を求める自動制御の問題です。最大行き過ぎ量を求めるところから難しいです。でも自力で1回やっておけばそんなに難しくないと思います。
2010年11月21日(Sun) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成9年度 電力・管理 問1,2,3
問1は交流遮断器の要求させる性能の論説でした。絶縁耐電圧、定格電流辺りはすぐに思いつきますが、遮断特性、機械的耐性、後もうひとつ何でしたかこれらは思いつきませんね。電管の論説は厳しいです。問2は4端子定数が示された電線で所定の電圧降下に収めるための調相設備容量の計算問題です。計算の道筋はそれほど難しくないのですが、次数項によって桁数の差が大きい2次方程式であり解の公式を使う問題で計算が嫌になってきます。後この問題で2次方程式の解が虚数になってしまいつまずいてしまったため、間違いを探すのに時間がかかり今日は3問しか進めませんでした。結局はある式の虚数のjの文字を見過ごしていました。根本的に自分の考えが間違っているのか、こういう単純ミスなのかなかなか判断がつかないので間違え探しに時間がかかります。問3は再熱サイクル蒸気タービンの論説と計算問題でした。これも地雷ですね。設問2のサイクルの効率を求めるのに復水後のエンタルピを知る必要がありますが、4.2[J/(K*g)]x32[℃]=134[KJ/Kg]ってどういうことですか。水の比熱を使うのに気づくのも難しいですが、何で温度がケルビンじゃないのですかね。エンタルピは相対的なものであるため0[℃]を基準にしてもよいとは思いますが、そのためにはそれを明記すべきではないですかね。多分蒸気タービンの常識なのでしょうか。次の発電端効率の問題もタービン効率が示されておらず、解答では一般的に0.9とか使っています。やはり電力勤務の人にしか解けないようにできているのでしょうか。
2010年11月22日(Mon) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成9年度 電力・管理 問4,5,6
■平成9年度 機械・制御 問1
電管問4は、絶縁設計の合理化の論説でした。模範解答はあまりにもの長文で書き写すだけで大変でした。余裕で高度情報処理の論述くらいの分量があるんじゃないですかね。かけられる時間を考えるとちょっとおかしいですよ。問5は襲雷の予測方法の論説、この2問は電力勤務じゃないと難しいのではないでしょうか。襲雷の予測方法はどうにか書けなくもないとは思いますけれども。問6はLNG火力、原子力、新エネルギー発電の特徴の論説です。この問はまあ一般的なことでしょう。機制問1は、これは2重かご型誘導電動機の計算問題でサービス問題でした。途中で計算ミスに気づきましたが20分で解けました。ミスがなければ10〜15分で解ける問題です。1種2次でも時々サービス問題がありますよね。
2010年11月23日(Tue) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成9年度 機械・制御 問2,3,4
■平成8年度 電力・管理 問1
機制問2は、変圧器を並列したときの還流電流や電流分担の計算問題でした。2種2次と似ていますが負荷がインピーダンスで与えられているところがちょっと計算を面倒にさせていますかね。問3はチョッパの論説でした。回生制動が昇圧チョッパになるのが気づきませんでした。問4は入力にステップ入力したときの出力が示されており伝達関数を求める自動制御の計算問題でした。 いつもと逆のパターンであり、さらにt空間での平行移動した場合のラプラス変換を求める必要があり、これも逆のパターンでした。いつもはs空間での平行移動です。これが思い出せなかったのでこの問題は解けなかったか、選択しなかったでしょうね。後半の設問は振動安定限界の計算であり、解答ではナイキストを使ってましたが、私は特性方程式が零になる場合で考えました。ナイキストでの計算は複素数の計算で長ったらしくなりますが、私の場合は即答えが出ます。振動するためには伝達関数の分母が零になる必要があるので間違ってはいないはずです。電管問1は一線地絡で事故遮断後再閉路するまで単相で送電する場合のタービンとタービン発電機の軸、発電機固定子の電磁力の影響、発電機回転子の発熱に関する論説でした。論説は全く解答ができそうもない難しいのが多いです。
2010年11月24日(Wed) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成8年度 電力・管理 問2,3,4,5,6
問1は変電所の絶縁協調を検討する際に必要となる雷過電圧、開閉過電圧、短時間過電圧についての論説です。もう何度か似たような論説があったかと思いますがいざ試験本番で文章が書けるとは思えません。問2は架空送電線路、地中送電線路の故障点評定の論説で、これは完全に電力関係者じゃないとわからないでしょう。問4は零相、正相、逆相リアクタンスが与えられたときの一相地絡電流を求めるこの期電管の唯一の計算問題でした。2種2次でも似たような問題がありましたが、こちらは変圧器の構成が複雑で等価回路をいかに正確に書けるかで勝負が決まります。私は零相の等価回路を間違えました。それと模範解答では地絡電流は電圧を各リアクタンスの和で割って3倍したものとさらっとやってますが、この根拠はベクトルオペレータを使って導出しなければならず少々面倒です。もしかしたら覚えておけということなのかもしれませんが。私はなんとなくは覚えていたのですが、せっかくなので導出しました。問5は高調波発生機器の論説です。これも何度か似たような論説とか計算をしたような気がしますが、本番で書けるかどうかわかりませんね。問6は深夜の余剰電力の抑制と有効活用の論説でこれもどこかで解説を見たことがあるのですが書けるかどうか。論説は3〜5割書ければ良い方なのではないですかね。5割くらいを目標にしたいです。論説3問5割で計算3問6割で合計55%の出来で、得点調整があれば合格も狙えるかなと。
2010年11月25日(Thu) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成8年度 機械・制御 問1,2,3,4
■平成7年度 電力・管理 問1
機制問1は三相誘導電動機の抵抗測定試験、無負荷試験、拘束試験の機制では珍しく論説でした。大体はわかるのですが、ひとつ突っ込んだ説明はできないですね。抵抗測定試験の温度補正とか無負荷試験の機械損の補正とか。問2は円筒型三相同期発電機のベクトル図から相差角と電力の式を導き出す計算と、安定判別の計算でした。計算というよりは論説の意味合いもありますかね。また、円筒型というのは直軸も横軸も同期インピーダンス同じというやつですね。計算が楽なほうです。突極型は直軸のほうが大きくなっているやつです。こちらは計算が面倒です。問3は三相ブリッジの計算問題です。これは、波形図の角度の目盛りを正確にできれば簡単な計算です。サービス問題といってもよいと思います。問4はフィードバック制御系の自動制御の計算問題ですが、かなり論説的要素が大きいです。安定判別をするのですが、フルビッツとかラウスではなく、ステップ入力の応答から判別させたり、2次の減衰振動の式の減衰定数から判別したりします。ちょっと面倒です。この期は論説好きの問題作成者だったのでしょうか。こういう期だと結構難しいと思います。電管問1は水力発電所の負荷遮断試験、非常停止試験、負荷試験の論説でした。これもどこかで見たことがあるような内容です。
2010年11月26日(Fri) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成7年度 電力・管理 問2,3,4,5,6
問2は火力発電所で発生する大気汚染物質とその対策の論説。これも似たような過去問をやった記憶がありますが、内容を思い出せませんね。やはり論説は強烈な記憶力を持つ人以外は無理そうです。問3は4導体の導体間に働く力を計算させる問題です。この問題のひどいところは、透磁率や誘電率が書いてありません。電験第1種はこういうひどい出題方法をするのですね。それらが書いてあっても静電気力を算出するのに電線なのに点電荷でやってしまいました。問4は鉄塔に雷撃を受けたとき波動インピーダンスを使って電位を求める計算問題でした。相互波動インピーダンスの意味がよくわからず答えを見てしまいました。問5は水車発電機で速度調停率が示されているとき負荷遮断したときの発電機の分担出力を求める問題でした。これは速度調停率の計算で分母分子を間違えるミスをしました。分母分子の間違えは私はよくやりますね。これで2種の法規を落としたわけですし。問6は電源や送変電設備の供給支障を考慮しながら最適な設備投資を行う論説です。これも似たような問題を見たことがあるのですが、完答できるとは思えません。残り明日1日だけです。どうにか手持ちの過去問はすべてこなせそうですが、毎回次の日以降に復習はやっていたのですが、どんどん頭から抜けていっているので1周しかできなかったこともあり、かなり絶望的です。しかし勉強量はかなりのものだと思うのですが実力を伴っていないです。
2010年11月27日(Sat) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種
■平成7年度 機械・制御 問1,2,3,4
問1は単相半波整流と直流電動機のパワエレの計算問題でした。この期は1問目にパワエレなのですね。全体的には易しめの問題でしたが、最後の設問で力率を求めるのに有効電力の計算で混乱して間違えました。問2は電動機の騒音と対策の論説でした。問3は誘導電動機の計算問題でごく一般的な内容なので易しめでした。問4は自動制御の計算問題ですがゲイン交点という意味がわからなかったのと位相余裕の求め方を混乱していました。それでも意味がわかっていれば易しいほうの問題だと思います。これでとりあえず手持ちの過去問題集はすべて終わりました。しかし、去年と一昨年のを持っていないのですよね。この辺の期の似たような問題は出ないと思いますが、去年の問題は探し出すことができたので目を通すだけやってみました。なんだか計算問題も恐ろしく難しくなってないですか。電管で対称極座標方式の二相短絡の計算問題があります。機制も見たことないような出題形式になっています。二種も去年は難化したようですので(私はラッキー問題だと思ってました)、ちょっと傾向が変わってきたのかもしれませんね。一種も合格目指して頑張ってきましたが、かなり自信がなくなってきました。悪あがきにしかならないと思いますが、なるべく楽しんで問題を解くということを心がけて臨みたいと思います。
2010年11月28日(Sun) 電験第1種 [編集]
_ [電気主任] 電験第1種 二次試験本番
すごい疲れましたが、高度情報処理試験ほどではないです。でも論説もありで記述量が結構あり指や腕が痛いです。出来はどうですかね、電管については、計算に痛い間違いがなければ計算問題2問はかなりよい点だと思います。論説もそこそこ知っている内容でしたので半分の点はもらえると思います。というくらい、電管の問題は2種の問題ではないかと思ってしまうくらいでした。となると機制は激難ではと思ったとおりかなりの難問でした。半分の点は切っている感じで、やはり1種を一発合格というわけにはいきませんか。それでは、私の解答のさらしです。
■電力・管理
問1(1)
負荷に無効電力があると、励磁磁極に同位相または逆位相の電機子電流が流れて、それが増磁または減磁に作用するようなことを書いて、自己励磁は増磁のときの作用であることを書きました。
(2)無負荷飽和曲線と定格励磁電流と定格端子電圧を例示して増磁作用があると端子電圧も上昇することを書きました。
(3)最も自己励磁を起こしにくい発電機: 大容量の水力発電機
理由: 突極機で鉄機械であり回転子と固定子のエアギャップが大きいため
(4)分路リアクトルの設置、低励磁運転の実施
問2
●電力用コンデンサ
仕組み: 系統に電力コンデンサを並列に接続し、遅れ無効電力を供給させる
調整方法: 接続する電力コンデンサの数を調整する
安定度の効果: 遅れ無効電力のみ補償が可能
電力損失・保守性: 誘電体損、油コンデンサの場合油漏れ注意、低負荷時電力コンデンサを開放する
●同期調相機
仕組み: 無負荷運転の同期発電機
調整方法: 励磁電流
安定度の効果: 進みや遅れ無効電力に対応、回転モーメントのため電圧安定が期待できる
電力損失・保守性: 機械損、回転機なので保守が大変
●SVC
仕組み: 回路を書いて説明。コンデンサ側にサイリスタを記入
調整方法: 半導体スイッチによる電流位相角制御、または半導体スイッチによるコンデンサの数の制御
安定度の効果: 進みや遅れ無効電力に対応、半導体スイッチなので負荷の変動に高速に対応できる
電力損失・保守性: 誘電体損、リアクトルの抵抗損、半導体スイッチのON/OFFの損失、順方向電圧による損失
論説は上記2問ですが、解答用紙にはもっと細かく書いてあり、解答用紙の表面2ページに収まるくらいに書いてあります。
問3
(1) 77000/√3 / 100 = 444.559 … 445[A]
(2) IF = 77000/√3 / (100 + 230) = 134.72[A]
IAF = 134.72 x 140 / 200 = 94.304[A]
IABF = 134.72 x 60 / 200 = 40.416[A]
Ry1: IAF x 5 / 1000 = 0.47152 … 0.472[A]
Ry2: IABF x 5 / 1000 = 0.20208 … 0.202[A]
Ry3: IABF x 5 / 800 = 0.2526 … 0.253[A]
(3) A端: 0.3 x 1000 / 5 = 60[A]でリレー動作
B端: 0.4 x 800 / 5 = 64[A]でリレー動作
Ry1: 134.72(200 - X) / 200 >= 60 … X <= 110.93[%]
Ry3,4: 134.72 X / 200 < 64 … X < 95.01[%]
Ry2: 134.72 X / 200 >= 60 … X >= 89.07[%]
Xは89.1[%]から95.0[%]の範囲。と基本テブナンで解きましたが、今まで一種でテブナンで解けたためしがないので心配です。
問6
図2 負荷の電圧-無負荷電力特性を式に直すと Q = 4 Vr - 3[p.u.]
リアクタンスを50[MVA]基準に直すと、%X = 50 / 100 x 5 = 2.5[%] = 0.025[p.u.]
系統の電圧特性の式より Vr = 1 - 0.025 Q = 1 - 0.025(4 Vr - 3)
Vr = 0.9773[p.u.], Q = 4 x 0.9773 - 3 = 0.90909[p.u.]
Vr = 0.977[p.u.], 無効電力 = 50 x 0.90909 = 45.5[MVA]
ちょっと簡単すぎに答えが出ましたのでかなり心配です。
■機械・制御
問1
(1) 3 x 22 ^2 (r1+r2) = 620 より (r1+r2) = 0.42699[Ω] … 0.427[Ω]
0.42699 ^ 2 + (x1+x2)^2 = (40 / 22)^2 / 3 より (x1+x2) = 0.9589[Ω] … 0.959[Ω]
(2) VL / fL = VN / fN より VL = fL / fN x VNという式を出しましたが、始動トルクが等しいという条件から計算しようと思いましたが、時間切れでした。トルクの式を使うとVLが消えてしまいます。もしかしてV/f制御といってもV/f=一定ではないのですかね。トルクの式を使うのは(3)の設問かもしれません。2次方程式の解の公式で答えが出そうな気がします。
問4
(1) X1 = 1/(s - 1) x U より s X1 = X1 + U
X2 = X1 - 5/(s + 4) x X1 より s X2 = s X1 - 5 X1 - 4 X2 = X1 + U - 5 X1 -4 X2 = -4 X1 -4 X2 + U
s X2 = s X1 + 4 X1 - 5 X1 - 4 X2 = X1 + U - X1 -4 X2 = -4 X2 + U
A = (1 0)
(0 -4)
B = (1)
(1)
C = (0 1)
あーあ、ここで私はAを間違えました。なぜかa21=0となってしまいました。ということで次の設問も間違いです。
(2) Vc = [B AB] = (1 1)
(1 -4) 正しくは (1 -8)です。
det Vc = -4 -1 = -5 … 可制御である
正しくは dev Vc = -8 -1 = -9
Vo = [C]
[CA] = (0 1)
(0 -4) 正しくは (-4 -4)です。
det Vo = 0 -0 = 0 … 可観測でない
正しくは det Vo = 0 +4 = 4 … 可観測である
(3) G(s) = K(s+2)/(s^2-s){3 - 5/(s+4)} = K(s+2)(3s+7)/{(s^2-s)(s+4)}
G(s) = K(3s^2 + 13s + 14) / (s^3 + 3s^2 - 4s)
W(s) = K(3s^2 + 13s + 14) / {s^3 + 3(K+1)s^2 + (13K-4)s + 14K}
特性方程式は s^3 + 3(K+1)s^2 + (13K-4)s + 14K = 0
K > -1, K > 4/13, K > 0 とフルビッツの安定判別から
3(K+1)(13K-4) - 14K > 0 ,39K^2 + 13K - 12= 0の場合を解くと
K = (-13 +- √2041)/78 よって K < (-13 - √2041)/78 または K > (-13 + √2041)/78
私はここでも間違えて 4/13 < K < (-13 + √2041)/78とやってしまいました。
正しくはK > (-13 + √2041)/78です。
(4)r(t)=t → R(s)=1/s(これもひどいミス、試験中何かおかしいと思っても見直す余裕がないのが現実です)
E(s) = 1 / {s^3 + 3(K+1)s^2 + (13K-4)s + 14K} 1/s と時間がなく変なことをやってしまいました。最終値の定理は使いました。正しい答えは2/7Kあたりではないですか。時間に気をとられ玉砕です。最初、機制は半分くらい取れたかと思いましたが、これでは1/3もいいところです。部分点ってもらえるのですかね。まあ、計算において部分点がもらえないと、論説問題との整合性が保てないと思いますけれども。この自動制御の間違えの嵐、悲しくなってきます。また来年ですかね。
2010年11月29日(Mon) モールス電信技能認定 [編集]
_ [一総通] モールス電信技能認定
■欧文普通モールス140PARIS: 87%程度取れる
■欧文暗語モールス180PARIS: 85%程度取れる
■和文暗語モールス180PARIS: 80%程度取れる
およそ1ヶ月間開いた後の練習再開となりました。あまり減退はしていませんね。やはり限界のレベルなのかもしれません。
今日は、電験の試験勉強道具の後片付けをやりました。しばらくは部屋の片づけをしなければなりません。それと、Xeno〜の新作のゲームXeno Bladeやりたいですね。ソフトを買っておいたのですが、ずっと我慢していました。いつできるのかわかりませんけれども。次の試験はどうしますかね。資格マニア定番の危険物や消防設備あたりでしょうか。場合によっては使いどころがあるのでとっておいても無駄ではないでしょう。さて、昨日の電験1種の解答ですが、機制問4の一部、家に帰ってからの解答に間違えがあり試験解答のほうが正しいことがわかりました。これなら少しは望みがでてきたかもしれません。